サンダカンの市場 3

市場のお昼ごはんの続きです。

助けてもらったのを見られたのが照れくさいのか、「何見てんだよー」。
となりでお魚を食べている子はきっと兄弟ですね。

そして、たぶんもう一匹の兄弟とお母さん。
それで、心配そうに上を見ていたんですね。
無事でよかったね。

こちらはお菓子屋さんの子猫たち。
市場のそこかしこ、ねこたちは当たり前のようにそこにいます。

新美敬子著「猫のアジア」では、サンダカンの市場の猫について
「猫を毛嫌いしている人がやはりいて、蹴飛ばされたりしているのだろう。猫は、人の足の動きばかりを気にしていた。 かわいそうなくらいやせて、おびえる以外の表情を知らない顔つきだった。忍びなくて写真を撮ろうとも思わなかった。」
と書かれていましたが、たまたま忙しい時間帯に魚売り場に紛れ込んでしまった猫を見たのではないでしょうか。